こんにちは、リノクラフトのmarikoです。
モヨリノホームさん(株式会社ネットプラザさん)のご依頼で設計させていただいていた民泊。東京浅草の下町にある築70年ほどの古家リノベーションが完成し、写真撮影に行ってきました。
モヨリノホームさんとは、以前にも【 Vert ennui 】クランクイン 日常にフィルムを回して にてコラボ(設計)させていただいております。
↑ Before は、こんな外観でした。これはこれで古さが味わい深い気もしますが、今回のコンセプトは「海外の人に日本を楽しんでもらう」こと。日本人がデザインすればどうしたって日本らしくなるから、敢えてこの小さな器の中にホテルライクなリラックスできる空間を作ってほしいというのがご要望でした。なるほどグローバルな考え方だ!と、目からうろこが落ちたmarikoです。
いかがでしょうか。日本の小さなお家。築70年には見えないですね。残してほしいとご要望のあった植栽たちが、なんとなく名残を感じさせているくらいでしょうか。
中は狭い(汗)のでなかなかうまく撮れないですが、階段と、そばの柱はそのまま残っています。右手に見えるのが玄関ホール。ガラス扉の向こうはベッドルームです。鏡の付いたクローク収納は、部屋に合わせて新調したものです。
敢えて残したのは、階段と、この家具。物語るものがあります。
2Fに上がりました。大きくはないですが、ダイニングキッチンがあります。2F奥にもベッドルームがあります。ベッドルームは1F2Fともガラスの扉と遮光カーテンで仕切ることができるので、プライベートが保たれていて、意外とぐっすり眠れます。
ミニキッチン。小ぶりながらも使いやすいです。長期滞在にも十分対応できます。
最後は洗面化粧台です。ここもとってもコンパクト。右の棚には化粧水やタオル類など、なんでも置けるようになっています。
いかがでしょうか。普段はほとんど個人宅のリノベーションなので民泊はちょっと勝手が違いましたが、泊まってくださる方のことを考えながら、とっても楽しく設計・デザインさせていただきました。このブログの写真は私がパシャッと撮ったものですが、近いうちにカメラマンの撮影した写真がHPの「WORKS」(施工事例)に掲載できると思いますので、楽しみにしていてください!