窓のリノベーション工事で補助される制度
既存住宅における熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることにより、エネルギー価格高騰への対応や、各家庭からのCO2排出量の削減への貢献、ZEH基準の省エネルギー性能住宅の確保を目的として補助事業が行われます。
窓のリノベーションで様々な設置方法に対応
既存のサッシはそのままに、室内側に断熱サッシを取り付ける内窓設置や、解体工事や外壁工事などが伴いますが、既存の窓を撤去し外窓交換を行う場合、そして既存のサッシ枠そのままにガラス交換を行う場合などにも対応しており、フルリノベーションから水まわりや内装のリフォームと一緒に行う工事でも補助対象になります。
上限200万円までの定額補助
補助額は認証されているサッシごとに付与されているグレードと大きさの区分表から割り出される金額がサッシを交換した箇所ごとに補助される仕組みになっており、いくらぐらい補助されるのか予想しやすいのも使い勝手が良いですね。
申請は登録されたリフォーム会社から行う
申請は窓リノベーション工事を行うリノベーション会社をリフォーム会社が申請をする決まりとなっており、事業者登録されている事業者のみが申請を行うことができる。なので施主支給や未登録の事業者が行う窓工事では補助は受けられない決まりです。
こちらの「先進的窓リノベ事業」は経済産業省と環境省が取り組む補助金事業で令和4年度補正予算1,000億円が計上されているそうです。リノベーションをされる方はもちろん、リフォームしたいなっと考えられている方、窓周りの断熱工事をプラスしてもらうと使える制度なので、好みのデザインリノベや快適な水周りリフォームとセットで検討してもらうと良いかと思います。