建替え前提だった築43年の家屋は傷みが激しかったこともあり、外壁は総替え。存在感のある建物なので、敢えて濃いめのサイディングでまとめました。貼り分けなどは行わず、潔く一色。軒天に明るめの色を差すことで軽やかな仕上がりになります。玄関ドアやポスト、新設した屋根などに、愛車のminiと同系統のグリーンを持ってくることで、空間全体に調和が生まれています。
内装の意匠を残すため、断熱工事を外から行いました。外観をしっかり直す場合は窓の位置や大きさも変えられるので、光と風の入り方などにもこだわることができます。