こんにちは、リノクラフトのmarikoです。今日は「世代交代リノベーション」についてお伝えします。私たちは「実家リノベーション」「相続リノベーション」などとも言っていますが、とても理にかなったおすすめのリノベーションです。

世代交代リノベーションとは
どんなリノベーションかというと、
・親世帯が(例えば)駅前の新築マンションに引っ越して、
・子世帯が(例えば)郊外の戸建てをリノベーション・リフォームして引き継ぐ
といった事例のことを言います。新築マンションに引っ越して、というのは一つの例ですが、2世帯で暮らすのではなく、親世代が子世代に住まいを譲り渡すという方法です。これは相続対策にもなり、何よりお互いのライフスタイルとして理にかなっている場合が多いです。親世帯は早めの身辺整理ができるのでとても身軽になり、子世帯は出費を抑えながら子育てしやすい環境を整えられるため、ゆとりが生まれます。
今は2025年。築40年の家でも1985年築なので、新耐震基準を満たしています。親世帯が建てた家だとしたら、築20~30年くらいでの世代交代リノベーションになるかと思います。2000年前後の家は間取り変更や耐震補強も比較的少なく済むことが多いので、大掛かりな工事も必要ない可能性が高いです。つまり、インフラ整備などの見えないところに使う費用も抑えられるというお得なプラン!

抑えた費用で、+αのリノベーションが可能になります
フルリノベーションする必要がなくなると、費用が抑えられた分を好きなところに使うことができます。上の写真は世代交代リノベーション事例【 Legrand 】です。ハウスメーカーの家で傷みも少なかったため外観はあまりいじらず、その分を庭リノベに使いました。写真左手に見えているガレージの屋根は、もともと写真中央辺りまで伸びていたのですが、玄関前が暗くなってしまうため、半分にカットして1台分のスペースにしています。奥には自転車置き場を設け、目隠し板を張りました。アプローチも既設を生かしながら石・塗り・モルタル・アイアンなど、MIX素材で変化を付けています。

「親世代が子世代に住まいを譲り渡す」という考え方
世代交代リノベーション、いかがでしょうか。親世帯にも子世帯にもメリットがいっぱいのリノベーションです。ぜひ一度「世代交代リノベーション」という考え方をご自身に当てはめてみてください。「こんな考え方もあったんだ!?」と目からウロコの方もいるはずです。奇しくも現在、駅前は空前のマンションブーム。親子で話してみると、案外するっと決まるかもしれませんよ。