こんにちはmarikoです。いつもリノクラフトのリノベなブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は少しマニアック？なところのご紹介です。解体前のご挨拶。
古民家リノベ、家への敬意を込めて解体前の祝詞奏上
近隣の方へのご挨拶はもちろんですが、今回はリノベーションする土地や家へのご挨拶のことです。触らせていただく家によって方法は様々ですが、家自体にも意思があると思っていますので、解体前には必ずご挨拶をします。
リノベーションは、今あるものを活かし次に繋げる行為です。土地に感謝し、建物に敬意を示し、それから新たに生み出してゆきます。特に上の写真のような古民家には長年の記憶が染み付いていますので、より心を込めてご挨拶します。
祝詞奏上。祝詞の中には、土地や家へ語りかけるようなことばが続きます。素晴らしい土地であることを讃え、ここに住み継ぐ人々を風雨に耐えながら見守り続けてくださったことに感謝し、それでも時代の移り変わりによって形を変えざるを得ないことを伝え、形が変わってもこの先も弥栄にお守りください…といった内容です。言霊が、染み渡ります。
そして解体して風を通すことで、ことば通り「新たな風を吹き込んで」、はじまります。どのようなご挨拶をさせていただくかは家によって様々ですが、おおまかな流れはこんな感じです。リノベーションが終わると、家も生まれ変わったようなサッパリした気配になります。これもリノベーションの面白さだなあ、リノベーションの意味だなあと思うmariko なのでした。
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