いつもブログをお読みくださりありがとうございます。リノクラフトのmayuです。戸建のリノベーションのご相談を受ける中で、階段の上り降りにストレスを感じてるというお話を聞きます。昭和生まれの建物の階段は、勾配がきつく踏み板の奥行や広さは狭いことが多いです。時代と共に日本人の体形も大きく変わっているので、階段も現代人の体形に合ったものが必要だと思います。
こちら昭和56年に建てられた豊川市H様邸のbefore写真です。手摺はついていましたが、踏面が狭く足がかなりはみ出してしまいます。一直線な造りで上る時は「よっこらしょ。」下りるときは手摺を持たないと少し怖いなという感覚になりました。人生100年時代、将来のことを考えH様邸の階段は架け替えることを選択しました。
解体後のH様邸です。玄関横にあった階段はきれいに撤去されています。
踏面の奥行を広げしっかりと足が置けるようになりました。段数は同じ14段でも、廊下だった一部に2段分回り込む形に変えることでかなり緩やかな階段になりました。手摺はH様に実際に立ってもらい使いやすいの位置や高さにしています。
一方、豊橋市O様邸は平成生まれの戸建で、階段の傾斜、踏み板の巾や奥行ともに問題はありませんでした。全面リノベーション後、古いままの階段が浮いてしまわないようにお勧めしたのがこちらの商品です↓↓
Panasonicのリフォーム階段です。既設階段の上から貼り重ねるだけなので架け替え工事と比べて工期は短くコストを抑えることができます。
色のラインナップも豊富なのでお部屋のコーディネートに合わせることが可能です。
O様邸の工事中の写真になりますが、リフォーム階段の踏板の色は『チェリー柄』を選びました。きれいになった内装に合うように、階段のコーディネートも大切ですね。
住まいの性能を向上させたる為に行うリノベーションで、見落としがちな『階段』
機能性、安全性、デザイン性どれも譲れない中で、リノクラフトが提案した2つの方法はいかがでしたか??階段の上り下りでお困りの方がいましたら是非参考にしてみてくださいね。