リノクラフトのブログをお読みくださりありがとうございます、marikoです。
今日は、施工事例「3 + ONE」に使わせていただいた焼杉のお話です。道路側の壁、黒い部分が焼杉です。
焼杉は、杉板を焼いて表面を炭化させることで耐久性を高めています。劣化しづらくしている、と言った方が正しいかもしれません。更に防虫効果や防腐効果、湿度を一定にするなどの効果もあると言われています。最近は炭の効果が見直され、冷蔵庫や靴箱などに炭を置かれる方もいらっしゃるので、なんとなくイメージできるのではないでしょうか。
私事ですが、故郷である愛媛県をはじめとした瀬戸内地方では、焼杉を使った家が今でも多く見られます。母方の実家は瀬戸内海の島(下の写真)にあるのですが、幼い頃から「焼杉は潮にも強い」ということを聞かされていました。
そこで!渥美半島(=海に近い)にあるYさまのお宅のリノベーションが決まった時に、デザイン性と機能性を兼ね備えた、潮にも強い焼杉をお勧めさせていただいたのです。
今回使わせていただいたのは、共栄木材さんの焼杉。伝統的な焼杉の「クロ」をはじめ、表面に塗装を施した「クロ塗装」、炭を軽く落とした「美杉」、美杉を黒く塗装した「モダンブラック」など、用途に合わせて選べます。焼杉も進化しています!
サンプルを取り寄せ、Yさまと相談した結果、今回はモダンブラックを採用しました。
→ 共栄木材さんHP
こんな感じです。焼杉ならではの機能性や存在感を残しつつ、スッとした印象になりました。
共栄木材さんのHPにカッコイイ事例がたくさんありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。