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築130年の古民家をリノベーションした民泊に宿泊してきました。
岐阜県にある一棟貸しの宿泊施設。自然に囲まれた建物は、築130年の古民家をリノベーション。

築130年の古民家をリノベーションした民泊に宿泊してきました。

みなさんこんにちは、豊橋市にあるリノベーション専門会社 リノクラフト株式会社のHikariです。先日、岐阜県にある「KOMINKA HOTEL 四季の家」に宿泊してきました。

四季の家は、築130年の古民家をリノベーションした一棟貸しの宿泊施設です。見渡す限り山に囲まれた建物は、田舎の自然に触れ、四季の移ろいを感じられます。古き良き日本の趣と、モダンが調和した心地よい贅沢な空間です。

古民家の趣を残すくぐり戸がある玄関土間。ダイニングキッチンと繋がる吹抜けが開放感を与えている。

玄関を開けると、吹抜けのある広々とした土間と、潜り戸のついた大戸が温かく迎えてくれました。古民家ならではの趣に、一気に気分が高まります。

畳の香りが心地よい二間の和室。間を仕切る襖が、空間に深い味わいを添えている。

二間を襖で仕切った和室や、内外を緩やかに繋ぐ縁側などのゆとりのある間取りも古民家ならではの特徴です。こうした空間は、どこか懐かしく、落ち着いた時間の流れを感じさせてくれます。

深みのある色合いの既存の梁に、新たに設けられた色味の異なる梁が柔らかな印象を添え、くつろぎの空間となった談話スペース。

既存の板張り天井や床材と、色味の異なる新設の木材が絶妙に調和し、空間に柔らかな印象を与える階段横の談話スペース。温かみのある木に包まれ、心地よい時間をゆったりと過ごすことができました。

過去の生活様式や自然との調和を肌で感じることができ、現在の生活とは違った温かさに気づくことができました。また、普段は意識しない風や鳥の音、木のきしむ音が、時間の流れをゆったりと感じさせ、穏やかな気持ちにさせてくれました。リノベーションによって、伝統的な日本家屋の良さを大切にしつつも現代的な快適さがプラスされた空間を肌で感じ、改めて「リノベーションっていいな」と実感することができた、素敵な時間でした。

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Cristofer Vetrovs
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