みなさんこんにちは、豊橋市にあるリノベーション専門会社 リノクラフト会社のHikariです。今年も「リノベーションオブザイヤー」が開催されています。
リノベーションオブザイヤーとは、全国のリノベーション会社による多様なリノベーション事例を通じて、リノベーションの魅力や意義を広く発信する、年に一度のリノベーションの祭典です。2025年は、リノクラフトからは2作品をエントリーさせていただきました。今回のブログでは、その中でも『路地裏民泊 ~時の糸を紡ぐ~(ネットプラザ×リノクラフト)』をご紹介します。

『路地裏民泊 ~時の糸を紡ぐ~』は、ネットプラザさんとの共同プロジェクトで、リノクラフトは設計を担当させていただきました。東京浅草の路地裏にある、築70年ほどの古家をリノベーション。外国人観光客へ向けた、令和の日本を体感できる民泊施設として生まれ変わりました。50㎡にも満たない小さな古家ですが、質感の良い、落ち着いたホテルライクな空間に仕上げています。

空間の間仕切りにガラスのハイドアを採用することで、小ぶりな空間ながらも閉塞感を感じさせないのがポイント。職人の手仕事でしか味わえない塗りのやわらかさと木のぬくもりに包まれながら、忙しない日常をふと忘れさせるような、心落ち着く時間を過ごせます。

また、階段や一部の家具は当時のものをそのまま利用。歴史的な名残を感じさせる味わい深い空間が広がっています。時を越えて受け継がれた趣が、訪れた人の心を静かに包み込みます。
いかがでしたか。小ぶりな空間ですが、細部にまでこだわり、心を込めて設計させていただきました。こちらの作品は、「リノベーションオブザイヤー2025」にエントリーしています。投票期間も残すところあと一週間となりました。是非こちらから「いいね!」での応援をお願いいたします!また、『ガリバーを解き放て!』もエントリー中ですので併せてご覧ください。