みなさん、こんにちは。新しいショールームにはお客様との打合せをする相談サロンと日々の業務をこなすスタジオと二部屋あるのですが、そこをガラスパーテーションとオリジナルドアで仕切ります。
そしてオリジナルドアにレトロ風味のあるドアノブを探してみつかったのがコチラ
レバーハンドルが主流の現代にあって、懐かしの握り玉。何とも言えない懐かしさと、この鍵がとてもカワイイ。インテリアのアイテムではアイアンが人気ですが、最近は真鍮で作られたアイテムが今泉のマイブーム(?)なんです。
建具職人のT氏とリノクラフトスタッフでひとしきり盛り上がったまでは良いのですが、この商品…お高い!躊躇ってしまうお値段です。それを見て建具職人T氏が「ウチに在庫があったような…それで良ければ使ってください」
これはラッキー!とか思いつつ検品すると
レトロ感あり過ぎ!というか本当にレトロでした。何でもT氏のお父様が取り寄せてお蔵入りになった物らしく、T氏(今泉と同年)が建具職人になったときから在ったとの事。昭和ものだと言う事は確実らしく、箱のデザインにも時代を感じます。
自分たちが幼い頃から、とある建具工房でひっそりと時を過ごしていたと思うと感慨深いですね。この写真では結構、キレイに見えます。
でも実際は真鍮独特のサビ?でしょうか、黒ずみがあります。おばあちゃんの仏壇にあるお鈴と同じような風合いです。
良く言えばリアルレトロ…少し間違うとボロ(失礼な!)ともなりかねません。少し懐かしいテイストのアイテムがあるのも良いですが、他のインテリアとの整合性もあるので悩ましいところです。
何とかこの子たちが役立つ術を考えなくては!