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田原市赤羽根町での古民家リノベーションも大詰めだった時を振り返る。

田原市赤羽根町での古民家リノベーションも大詰めだった時を振り返る。

みなさん、こんにちは!いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。豊橋市を中心に愛知県東三河でリノベーションに携わっているリノクラフト今泉です。今回のブログはいよいよ大詰めを迎えていた田原市の古民家リノベーションについて振り返ります。

築130年の時間を経て蘇る丸太梁が美しいリビング。オーダーキッチンやオーダードアも入り後は漆喰を仕上げるのみです。

時代の重みを感じる丸太梁が見事なリビング。敢えて古材色に纏めずに新しいきは明るく初々しい印象にすることで新旧の対比がなされています。壁はまだまだ漆喰作業の途中でした。ビニールクロスをはじめとする乾式工法に比べ時間がかかりますが、やはり漆喰は仕上がってからの風合いが良いので、左官さんも額に汗をかきながら頑張ってくれていました。

施主であるY様も家づくりに参加でセルフリノベーションしています。漆喰やオイル塗装などはセルフリノベを体験しやすいですね。

そしてこちらが左官さん!?いえいえ、施主のY様です。二階部分は自分たちも家づくりに参加ということで漆喰塗りや天井板の掃除などなど色々と協力していただきました。家は皆んなで集まって協力して作るもの、本来の家づくりの姿がこのリノベーション現場にはあったように思います。

いよいよ作業も大詰めに、仮設電源が撤去され奥ではダンプやバックホーが活躍しています。

作業も大詰めで仮設電柱を撤去し、本設の電気メーターに切り替え作業を行なっています。電気工事業者の監督さんが高所作業車に乗り、同日に作業に来ていたエアコン工事屋さんが下で見守っているという実は何だかあべこべな風景です。

海にほど近い場所に現場はあり、このように海が眺められます。

そしてこの家の本当に素晴らしいところは海が見えるようになった事。元々は大きな蔵が家の東側にあり、海への視界は遮られていました。しかし、今回は減築を伴うリノベーションを行う事で、2階の階段室から海が見渡せるようになりました。この美しい景色と波の音を微かに聞けば「ああ、住んでみたい」とため息が出ます。

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Cristofer Vetrovs
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