こんにちは!リノクラフトのkanaです。
豊橋市のマンションリノベーションですが、クロス貼りが終わり、次はタイル貼りです。リビングにあるTVボードの壁面には、大谷石を使用しました。
大谷石とは、主に栃木県宇都宮市北西部の一帯で採掘される石材で、日本列島の大半がまだ海中にあった時代に、火山が噴火して出た火山灰や砂礫が海水に沈殿して、それが凝固してできたものとされているそうです。
旧帝国ホテルなど日本を代表する建築にも使われた伝統ある石材で、愛知県犬山市の明治村に移築復元され、大谷石使用の「象徴」とされています。明治村へ遊びに行った方はぜひ見てくださいね!
サイズが20センチ×40センチということで大きいですが、重圧感がありながらも控えめな地色は素朴で暖かみを感じさせる独特の風合いがありますね。
そして、職人さんの手作業で一つ一つ貼っていき、とても素敵に仕上がりました。棚板はナラの集成材にクリア塗装をしているのですが、大谷石との相性抜群ですね!
お施主様にこんなものを使いたいと提案されることで、今まで使用したことのないものに出会うこともあるため、私自身とても勉強にもなります。お部屋の完成度もグッと上がるので日々変わっていく現場を見るのがとても楽しいです。