こんにちは、リノクラフトのmarikoです。いつもブログをお読みくださりありがとうございます。
今お打ち合わせを進めている案件の中に、リノベの両極端が見えて面白いです。
築70年以上の町屋風の古民家と、築20年程のマンション。どちらも、現況を活かしながらのリノベーションです。活かし方が違うのが本当に面白い!!!
↑こんなところ(築70年超の町屋風古民家)と、
↑こんなところ(築20年マンション)です。
今回、どちらの現場も建具を活かしてリノベーションします。
古民家の方は、取り合い部分を大工さんが現場で合うように調整します。その他も材料に合わせて行うため、手作業の部分がとても多いです。木や漆喰、タイルを使うなど素材感を合わせていくのも大切です。
↑写真左の和室はそのまま残します。建具もこのまま。正面の垂れ壁は取り壊し。正面奥も一度解体するので、正面の建具は別の場所に移設します。
趣あるところをうまく残しながら合わせていくというのはリノベーションの醍醐味ですね。この和室がどんな素敵な空間になるのか、今からとても楽しみです。
対して、築20年のマンション。こちらは築浅とまでは言えませんが十分綺麗なお部屋だったので、そのままクリーニングしただけでも使えそうな状態です。なので、間取りは大きく変えず、建具も活かすことに。こちらはコストを抑えながらデザインやバランスを整えていくのが大事になります。
↑焦茶の建具。この色を活かします。床はマンション規約に則って遮音性のあるフローリングに。壁・天井は建具を活かせる色柄のクロスに。そして和室は・・・このお家の見所になる予定!
さあ、どんな風になるんでしょう。ちょうど両極端ながら「活かす」がテーマだったので並べてみました。一言でリノベーションと言っても、本当に幅が広いですね。それもまた面白いところなのですが。。
以上、リノベーション三昧のリノクラフトからでした。Afterもお楽しみに!笑