いつもブログをお読みくださりありがとうございます。リノクラフトのmayuです。ビフォーアフターで見比べてみる豊川市木造戸建て住宅リノベーションH様邸の第四弾！は2階スペース編です。
2階は、お子様達が使う予定の2部屋、トイレ、WIC(ウォークインクローゼット)という間取りです。お子様達が数年後には巣立つことを考えると、H様ご夫婦はいずれ1階だけで生活するであろうことが想定されます。とは言え2階を何も手を加えないまま状態では、お子様達に受け入れてもらえるわけはありません。そこで2階部分は極力コストを抑えるリノベーションの提案をいくつかさせていただきました。
※ポイントその1 床は全面クッションフロアを使う
1階で使用したオイル塗装の無垢のフローリングラーチと比較してみると
ラーチ 11,000円/㎡
サンゲツHM16052 3,500/㎡
材料費だけで比べてみても、7,500円/㎡の差額が生まれます。2階の床面積は約40㎡なので全面を無垢のフローリングにした場合、材料費だけでざっと30万円！の差額です。あくまでメーカーの定価価格ですが、材料費以外にも大工さんの工賃などは別途必要になることを考えると30万円以上の差額になることは否めません。
ポイントその2 室内建具は本体のみを製作する
製作建具というと高そうなイメージを持たれる方も多いかと思いますが、今回はコストをかけない為に敢えて2階の3カ所4枚の室内建具をお好きな色やデザインで製作しました。なぜかというと新しい建具を設置しようとする時必ずセットとなってくるのが開口部にはめる建具枠です。建具のサイズに合わせて建具枠、引き戸であれば框や敷居も変更しなければなりません。その作業に伴って床や壁や場合によっては天井も壊さなければならなくなる＝直す手間がかかる＝コストに繋がります。大きな間取りの変更希望がなかった2階部分は、建具枠は既設を利用することでコストを最小限に抑えながらも、お好きな建具を自由に選んでいただくことでお子様達にも快諾いただけました。
ポイントその3 ウォークインクローゼットの入口はオープン仕様
6畳の和室の中の収納スペースは、出入口を廊下に変更しお子様達2人分の共用ウォークインクローゼットにしました。収納の中の雑多な空間は隠したくなってしまうものですが、しっかりとした収納建具なら室内建具と同じように建具枠とセットになりコストもかかってしまいます。オープンにした理由はコスト面が大きいですが、コスト以外にも使いやすさや通気性は格段に上がります。十分な広さ且つ開口部を広めにしてあるので2人が同時に入ってものお互い邪魔することなく使いやすいWICになったと思います。
予算の中で理想を叶える為に、使うべきところと抑えておきたいところのバランスはとても重要です。元々の天井には断熱材は入っておらず、ロフトに上る方法は梯子だった8畳部屋。『家族がたくさん集まれる家にしたい！』奥様のRさんがリノベーションに希望されたことです。お孫さんや姪っ子さん甥っ子さんがこの部屋で安全に遊んだり、ロフトを使ってお泊りできるように！と断熱材をしっかり入れて暑さ寒さの対策、小さな子供達が誤って落ちてしまわないように腰壁や格子も付け、床はクッションフロアで仕上げました。安全に上り下りできるように新しく階段も設置しています。これからは毎週末お泊り会になってしまうかもしれませんよ。（笑）
私たちリノクラフトはリノベーションを通して毎日がより豊かになる為のお手伝いをさせていただいてます。こんなことがしてみたい。あんなことができたらな。わくわくする理想の暮らしを一緒に形にしてみませんか？まずはあなたのわくわくを聞かせてください。お待ちしてます。
