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【お引渡しから7年】築33年ご実家リノベーションしたOBさん宅を訪問しました。
平田タイルOF-4のグリーンカラーのタイルが映えるキッチン。造作ドアの色ガラスも相まってポップで楽しい空間になりました。

【お引渡しから7年】築33年ご実家リノベーションしたOBさん宅を訪問しました。

こんにちは、豊橋市のリノベーション専門会社リノクラフトのmayuです。先日新入社員と一緒に、築33年のご実家をリノベーションされたOBのI様邸にお邪魔してきました。愛着あるものを大切に活かしながら、新しいものをDIYで生み出すのがとてもお上手な奥様のMさん。久しぶりに訪ねたI様邸は、7年経った今でも「素材感」と「クラフト感」にこだわったリノベなお家でした。今日は「素材感」「クラフト感」をテーマに、I様邸らしさを感じるアイテムを2つご紹介したいと思います。

アイテム1 実家の建具に合わせて製作したオリジナルの木ドア

木の温もりあるLDKの雰囲気にもぴったりなオリジナル造作建具。

『実家の面影を残しながら、木の温もりを感じる空間』をご希望されたI様。そのイメージを叶える為に、ご実家で使われていた障子はリビング横の和室へと移設しました。LDK全体の雰囲気が馴染むように、リビングドアはリノクラフトのオリジナルデザインで造作しています。

濃淡2色のアンバー色を隣合わせにしたステンドグラスの華やかさと、チェッカー硝子の持つかわいらしさ、木の持つ重厚感を組み合わせたリビングドアはインテリアの一部のようです。

蒲郡市緑町で実家リノベーションで造作したリビングドアは、チェッカーガラスと、ステンドグラス用のガラスはアンバー色を濃淡2色をはめ込んでいます。

差し込む光の量や角度によって色々な表情を見せてくれるステンドグラス。

廊下から見たオリジナルデザインで造作したリビングドア。

初めてI様邸を訪れた新入社員の彼女に「1番印象に残ったものは何?」と質問してみたところ、答えはこちらの『オリジナル造作建具』でした。事例写真では何度も見ていたはずなのに、実物に目で見て触れた感覚は、想像以上のものだったようです。

蒲郡市で実家リノベーションしたI様邸の主寝室の建具は実家のリビングドアを移設したものです。

こちらの木ドアはご実家の応接間で使われていたものです。使い込むほどに深みのある表情を生み出し、小さな傷や凹みも味わいに感じます。

蒲郡市で実家リノベーションしたI様邸の主寝室に馴染んでいる実家から移設した30年前の応接間のドア。

新設した主寝室へ移設した木ドアです。床やクロスが新しくなった中でも古さを感じることなく、お部屋にしっかり溶け込んでいます。壁の一部を合板仕上げにしたり、ブレスや笠木は木質素材にすることで、Iさんがご希望された『実家の面影を残しながら、木の温もりを感じる空間』をコーディネートしました。

お気に入りの木ドアは、現役40年目を迎えた今も元気に活躍中です!

アイテム2 ステンレス天板のキッチンに合わせた緑色のタイル

印象的な緑色のタイルは平田タイルのオールドフランセOF-4

I様が譲れなかったもう1つのポイントは『タイル』でした。I様自らショールームまで行き、これしかない!と決められたこちらのタイルは『平田タイル Old Francais オールドフランセ OF-4』です。

ハケで手塗りしたようなワイルドな色ムラの中に艶もある緑のタイルは平田タイルのオールドフランセOF-4

ハケで手塗りしたような色ムラ、浮き上がる気泡とヒビ割れ感が、ノスタルジックな雰囲気とインパクトを残してくれます。釉薬の深みのある色と程よい艶の質感は、施釉(せゆう)タイルの特徴です。水の吸水を防ぎ汚れをつきにくくする実用的な効果もあるので、キッチンに最適です。

奥様がキッチンには絶対にこのタイルが貼りたいと選んだ緑色のタイルは平田タイルのオールドフランセOF-4

今日ご紹介したI様邸はいかがでしたか?個性的なもの同士、特徴を活かした組み合わせで、素材の温かみを感じるまとまった空間になっていますよね。「あの時はわがままばかり言ってすみませんでした」と奥様のMさんはおっしゃいます。愛着を持って大切にされているI様邸を見ると、それはわがままではなくこだわりなんだと私は思います。

いつもやわらかな笑顔で出迎えてくださるMさん、ありがとうございました。現役記録を伸ばし続ける寝室の木ドアと、リノクラフトの造作ドアの経年変化を楽しみに、またおじゃまさせてください。

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Cristofer Vetrovs
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