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リノベーション・デザインリフォームで失敗しないクロス選びと貼り分け方~LDK編~
個性派タイルとオーク柄のカップボードでジャパンディなキッチンに

リノベーション・デザインリフォームで失敗しないクロス選びと貼り分け方~LDK編~

こんにちは、豊橋市のリノベーション専門会社リノクラフトのmayuです。お部屋の印象を左右するクロスを選び。「種類が多すぎて、どう選んでいいのかわからない。。。」と悩まれる方も多いと思います。そこで、今日はクロスを選ぶ時の基本的な考え方、失敗しないコツ、効果的なアクセントクロスの貼り分け方などについて紹介したいと思います。

1.どんなお部屋にしたいかイメージする

サンプル帳を開いてクロスを選び始める前に、まずはお部屋どのようにしたいか全体のイメージ、インテリアスタイルを決めることからスタートしましょう!インターネットやSNSなどで、お好みのお部屋をピックアップしてみるのもお勧めです。集めてみることで、ご自身のお好みのテイストや、どんなお部屋が理想なのかがわかってくるはずです。

ノイズレスなすっきりとした見た目のTOTOクラッソ。淡いグリーンのクロスとユニークなタイルの組み合わせが遊び心をくすぐるキッチンです。

こちらの施工事例『Vicke』「ジャパンディースタイル」をご希望されました。

「ジャパンディースタイル」とは、日本の伝統的な和の要素と、北欧の居心地の良さを融合させたインテリアスタイルの1つです。詰め込みすぎないすっきりとした余白と、北欧の温かみをイメージし、「白」と「淡いグリーン」2色のクロスを組み合わせました。

豊橋市曙町戸建リノベーションのLDKのベースクロスはシンコールBESTのBB2052

ベースクロス『シンコールBEST BB2052』

ジャンルは石目調、丁寧に平滑に仕上げられた塗りをイメージした、エンボス加工(表面に凹凸の模様やデザインを浮き上がらせる加工)が控え目なタイプです。お家の中で過ごす時間が1番長くなるLDKのベースクロスとして、今回は落ち着く雰囲気で飽きがこず、アクセントのクロスを引き立ててくれるすっきりとした印象のこちらを選びました。

ちなみに、エンボス加工が強いクロスは表情が豊かなので、壁自体に存在感がほしいという方にはお勧めですよ。

ジャンパディースタイルにコーディネートしたLDKのアクセントクロスはシンコールBESTのBB2162

アクセントクロス『シンコールBEST BB2162』

ジャンルは無地調、落ち着いたやさしい大人の雰囲気を与えるくすみカラーのスモーキーグリーンです。色物のクロスは、カタログに載っている小さなサンプルで確認したよりも、広い面の壁に貼ると色味を薄く感じます。貼りあがった時に「思っていた感じと違う。。。」とならない為に、大きめのサンプルを取り寄せたり、各メーカーのホームページに載っている施工事例の写真を見たりして、イメージ通りかしっかりと事前に確認をしましょう。

2.フローリング・建具・家具などの素材や色のバランスを考える

淡いモスグリーンと白いホワイトアッシュのドアがジャパンディなリノベ

1つの空間に使用する色は「3色」にすると空間がまとまりやすいといわれています。

『Vicke』のLDKで見てみると、

1.ベースクロス・建具・タイルの「白色」

2.アクセントクロスの「淡いグリーン」

3.フローリング・家具の「木目」

「3色」でコーディネートされています。

「木目」でいうと、木の色に黄色味があるか、赤味があるかなど、共通の「色味」を意識して合わせると、色の濃さが異なっていても統一感が出ます。

丸みを帯びた木製の家具と、ナラのフローリングの素材感が、北欧らしく温かみと豊かな表情を添えたLDKになていますね。

3.アクセントクロスの割合

アクセントクロスの占める割合は、部屋の壁全体の20~30%がベストといわれています。多用しすぎると色の与える印象が強くなりすぎてしまうので、バランスがとても大切です。リノクラフトでは、4面の壁のうち1面をアクセントクロスにすることをお勧めしています。今回事例紹介している『Vicke』のLDKは、4面の壁のうち2面がアクセントクロスです。「お勧めは1面じゃなかったの?」と突っ込まれてしまいますね。『Vicke』のアクセントクロスの2面には、建具・家具・サッシ・タイル部分の割合が大きくあります。「ジャパンディースタイル」と総合的なバランスから、アクセントは1面だけでなく2面した方がより有効的だと考えました。

でも、色のバランス加減の判断が難しかったりしますよね。そこでリノクラフトでは『内装プランシート』というものを作成しています。

お客様ご自身に、お部屋の内装のイメージしてもらえるようにリノクラフトが製作した内装プランシート。

お部屋ひとつひとつ、そしてお家全体がどのような「色」で出来上がっていくのか、見える化したシートです。平面図や立面図だけでは想像しきれなかった、「色」に関する全体のバランスが、とてもわかりやすいと喜んでいただいています。ネットを使えばクロスの画像もすぐに検索できるので、お手製の『内装プランシート』を作ってみても楽しいと思いますよ。

いかがでしたか?クロス選びに悩んでいた方、これからクロス選びをされる方に、参考にしていただけたらうれしいです。クロス選びの時間を、ぜひ楽しんでくださいね。リノクラフトに相談してみたい!という方も大歓迎しています。クロスを変えるだけでも、お部屋の印象は大きく変わります!「既存の床や建具に合わせて」や「シンプルで素材感の良い感じに」など、ご要望に合わせて、しっかり提案させていただきます。お問合せフォームまたは公式LINEからお気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしてます。

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Cristofer Vetrovs
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