コストを抑えてこだわりを反映する中古リノベーション住宅

住む人の好みやこだわりを反映させ易く、カスタマイズ性が良いとう具合にリノベーション住宅について喧伝しているメディアが散見されます。しかし、作り上げられる内容の自由度で言えば新築の注文住宅の方が優れていると言えます。ただし、ゼロから作り上げることによるコストの負担、それに伴って内装や間取りなどのディテイルを突き詰めることができない場合もあことや、広い更地や白い紙の図面では完成する様子が想像し辛く住む人が家造りに参加し辛いとも言われています。結果として新築住宅ではビルダーや工務店任せになってしまうケースが多いのでは無いでしょうか。

一方で中古住宅をリノベーションする場合は新築住宅と比較して、同規模の建物を建築する場合のトータルコストは2/3程度に抑えられます。費用に余裕が生まれ、好みやこだわりを反映できることでカスタマイズ性を上げることが可能です。そしてリノベーションは現在ある建物を改修するので、実際の建物を見ながら「ここをもっとこうしたい」という具体的なアイデアを住む人自身で検討し易く、ご自身でも家造りに積極的に参加する事ができるのもリノベーションを選択する上での重要なポイントになります。