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今年の夏にオープンした名古屋市門前町にある『南大須ビル』に行ってきました。
荒々しい現しの躯体に植物とガラスブロック、開放的で見た目にも新しいエントランスです。

今年の夏にオープンした名古屋市門前町にある『南大須ビル』に行ってきました。

みなさん、こんにちは。豊橋市にあるリノクラフト株式会社のkanaです。今年の夏に新しくオープンした名古屋の『南大須ビル』に行ってきたのでご紹介します。

『南大須ビル』は名古屋市門前町にある長く放置されていたビルを、クリエイターや地域の方が集まりつながる場所として改修されました。ビルの中は1・2階にコーヒーベーカリーと観葉植物店、3~5階にシェアオフィスやアトリエなどが入っています。

植物に囲まれて癒されるエントランス。ガラスブロックのR壁が建物入口へといざないます。

建物正面に到着するとインパクトのあるエントランスが広がっています。無骨な現しの躯体に植物とガラスブロックの組み合わせ、見ているだけでわくわくする独創的な外観です。ガラスブロックからぼんやりと見える中の様子に、室内への期待感が高まります。

アイアンブラックの階段が躯体の重たい印象を開放的に演出しています。あちこちにベンチや一人掛けのチェアが置いてあり、お客さんは思い思いの過ごし方をしています。

1階がコーヒーベーカリー、2階が観葉植物のお店です。店内はコンクリートをくりぬいた跡や切断された鉄筋など、リノベーションでしか見れない様子がそのまま内装に活かされています。入口入ってすぐにある階段はアイアンで重厚感がありながらも、スリット状になっているので2階とのつながりも感じられました。

上の写真は2階の吹き抜け部分の様子です。吹き抜けを囲むようにベンチやチェアが並んでおり、奥の観葉植物店を眺めながらそれぞれが心地の良い距離感でコーヒーと会話を楽しんでいました。

2階テラス席はガラスブロックとガラス戸で明るい空間が広がります。テラス席からはエントランス部分を眺めることができます。

2階はガラスブロックとガラス扉から日の光が入りとても明るく開放的な空間です。右手のガラス扉からテラス席へ出ることができます。テラス席は吹き抜けを通じてエントランス部分とつながっており、植物や風の心地よさに癒されます。

大須商店街から少しはずれた立地にもかかわらず、若いお客さんでにぎわっているのがとても印象的でした。シェアオフィスやアトリエにも需要があり、人が集まる場所へ変革していることを感じました。リノベーションによって実現した斬新なアイデアやデザインが、多くの人の目に留まったり地域への貢献につながることを目にしてとても嬉しく思いました。

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Cristofer Vetrovs
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