こんにちは、リノクラフトのmarikoです。
今日は、お客様からよく上がるキーワード「回遊動線」についてお話ししたいと思います。まずは先日テレビ放映された【rēcolte】の平面図を見てください。キッチンの周りはもちろん、和室と廊下とLDK、シューズクロークと玄関ホール、洗面所とクローゼットと寝室、寝室と多目的回廊(洗濯物干し場)。あらゆる場所が回遊できるようになっています。親せきやお友だちの集まるIさま邸。各々が自由に動き回れるのはとっても便利です。だからこその徹底ぶりですが、他のお客様からも「まわれるように」「行き来できるように」「こう、ぐるっと…」などなど、「回遊動線」は必ずと言っていいほど出てくるキーワードなんです。
【Legrand】にもいっぱいあります。「家事動線はとにかく最短!」ということで、回遊動線に加え、「直進」できる最短ルートを確保。キッチンから洗面所へまっすぐ進み、洗濯物を干しにまっすぐウッドデッキへ。洗濯物を取り込むときも、まっすぐクローゼットへ行けるようになっています。キッチンから外へ出るのも一直線です。ゴミ出しや一時保管も、ストレスなくできます。
いかがでしょうか。回遊動線、やっぱり見ているだけでも楽しいですね!
上記2事例は、実家リノベーション。元々の広さが十分にあるので回遊動線がつくりやすいのは確かです。かといってコンパクトな家だと作れないというわけではありませんよ!【AmberDrops】【Cradle Shape】のように2型キッチンを配置すれば、回遊動線の出来上がりです。寝室、クローゼット、洗面所などを巻き込むこともあります。工夫次第です。
ではそもそも、なぜ回遊したいのでしょうか。
家事動線をスムーズにしたいから?動き回れると楽しそうだから?片付けやすい家にしたいから?人が集まった時に便利だから?
掘り下げてみると、必ずあなたの思いに行き当たります。そうすると、どんな回遊動線がいいのかがわかってきます。そもそも回遊でなくてもいい場合もありますし、優先順位がどの辺に来るのかでも変わってきますね。
数年前に「整理収納セミナー」で使用したパワーポイントの抜粋を乗せておきます。こちらはリノクラフトの初期事例【Retro-Cube】。Hさまは片付けが苦手ということで、何をどこに置くのかをあらかじめざっくりと決めて、収納計画を立てていきました。テーマは「片付けやすいこと」でしたので、回遊すること以外の方法も載っています。
いかがでしょうか。
難しく考えないでくださいね。あぁいろんな方法はあるんだ!と思っていてください。回遊動線は、便利で楽しいです。確かに魅力的です。超オススメです!
でも他にも工夫次第でできることはあるよ~ということも伝えたいmarikoなのでした。