こんにちは、リノクラフトのmayuです。人が生きていく上で必要不可欠な『衣・食・住』は、いわば生活の基盤。私も「相変わらずお米が高い。。。」とスーパーで購入を躊躇ったり、「お出掛けの時、同じ服を着るのは嫌だ」とわがままを言う娘に頭を抱える主婦の一人です。『衣』『食』に関して少しでも節約できることはないかと日々考えています。
そして、私の携っている『住』である建築業界も残念ながら資材価格は高騰し続けており、お客様の建設コスト全体に大きな影響が出ていることを痛感しています。今回のブログでは、こんな厳しい時代の中でも住宅取得に希望を持っていただける方法はないかと一生懸命考えた3つのアイデアをお伝えいたいと思います。
アイデア1 固定資産税が増額しないリノベーションやリフォームを選ぶ
お家を取得する際に気になるのが『固定資産税』のこと。ローンとは別に、毎年いくらぐらいかかるのだろう?と調べる方も多いと思います。新築一戸建て住宅の固定資産税は、約2,000万円~4,000万円で住宅を取得した場合で平均で10万円〜15万円前後と言われています。では、リノベーションやリフォームの場合はというと、新築のような内外装になったとしても固定資産税は変わらないケースが多いです。家屋の劣化など生活していく上で必要に応じて行うリノベーション・リフォーム工事、つまり年月が経つことで発生する補修に関しては一般的に固定資産税に影響しないのです!
但し、増築や用途変更、建築確認申請が必要となる大幅なリノベーションの場合など、リノベーションの内容によっては固定資産税が増えるケースもありますので、事前にリノベーション会社相談してください。

アイデア2 補助金を利用した断熱改修で光熱費を減らす
築24年のマンションをリノベーションしたH様は、補助金を使って内窓設置と断熱改修を行いました。6月末お引渡し後「リビングのエアコン1台で、お家全体が涼しくて感動しています。」とのお声をいただきました。ちなみにH様のお家は75㎡余り、リビングに設置したのは14畳の4.0KWのエアコンです。条件にもよりますが、高気密高断熱のマンションは外気の影響を受けにくく室温が一定に保ちやすいので、エアコンの効率が良く省エネ効果が期待できます。燃料価格の変動や、補助金の終了などにより電気料金・ガス料金の値上がりは家計に直結する問題なので、補助金制度を上手に利用しながら光熱費のランニングコストを抑えるこの方法は賢い選択だと思います!
補助金と内窓の効果について詳しくは→【先進的窓リノベ 窓のリフォーム・リノベーションの効果抜群な理由をお伝えします】をどうぞご覧ください。
アイデア3 建具の数を減らす

各個室の間仕切りや収納用へ建具を使う、それはリノクラフトの事例でもスタンダードな方法としてきました。プライベートを確保する為に、収納に関しては目隠しの役割だったように思います。費用としては、建具本体の品物代に加え、大工さんの作業賃(建具枠の取付費)がかかります。建具と一言でいっても造作なのかメーカーの建材なのか、デザインによっても金額がちがったりします。が!今回のテーマは節約なので、リノクラフトが雰囲気+コストでお勧めしているPanasonic ベリティス 片開戸 PA型の標準サイズで例えると、一か所ざっくり7万円。建具の代わりにカーテンやロールスクリーンを使えば、必要なタイミングで間仕切りや目隠しできますし、家具を使ってゾーニングする方法もあります。必要最低限の建具の数を決めて、間取りを考えてみるのもおもしろいと思います。建具を減らす方法はリノベーションやリフォームだけでなく、新築の注文住宅を取得される方にも使えるアイデアなので是非考えてみてくださいね。
いかがでしたか?今回紹介した3つのアイデアの中に、参考になったものはありましたか?実はお伝えしたいアイデアは他にもまだまだあります。長くなってしまいそうなので、他のアイデアは後編でお伝えしたいと思います。次回【コストを抑えながら住居取得を叶える為に伝えたいアイデア(後編)】も是非お付き合いください。